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【コラム】JFGAツアー2018 展望②~桑田、小林、冨沢のライバルは・・・~
2018.03.22 08:00 Topics JFGA
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開幕まで一週間を切ったJFGAツアー2018シーズン。

今年は、フットゴルフ関係者の誰もが待ち望んだ待望のワールドカップイヤーということもあり、例年にも増して出場選手が増えることが予想されている。JFGAからは早々と日本代表選考基準も発表され、明確な目標が定まった選手たちは、虎視眈々と代表の座を狙ってくるに違いない。新たなスター誕生の期待も高まるが、日本代表経験者を含む歴戦の猛者達が、おいそれとは黙っていないだろう。そこで今回は、ツアー施行3年目にして群雄割拠の様相を呈してきたJFGAツアー2018年シーズン展望と、注目の代表争いを予測し、3回に渡って掲載する。

 

【コラム】JFGAツアー2018 展望②

 桑田、小林、冨沢のライバルは、複数回優勝の安村を始め、手強い面々が


(写真・右)2017シーズン2勝の安村翼

桑田、小林、冨沢。この3人の牙城を崩すだけの潜在能力を備えた注目株として、安村翼、田中雄太、鈴木秀成、八谷紘希の4人を挙げたい。

安村は、元々ポテンシャルが高く、常に初優勝が期待される選手の一人だったが、第30回ジャパンオープンで悲願の初優勝を果たすと、第33回ジャパンオープンでも優勝し、早々と年間2勝を達成。ツアー年間複数回優勝は、冨沢、桑田に次いで、史上3人目の快挙だ。山口県を拠点に生活している為、普段の練習場所の確保の難しさに加え、試合前の長距離移動や満足のいく練習ラウンドがこなせないなどの地理的ハンデもあるが、一発勝負のアジアカップやワールドカップではそのハンデもなくなる為、代表争いを突破できれば、周防の苦労人が日本人最上位に躍り出る可能性は十分に考えられる。

日本人随一のキック力を誇り、「ジャパニーズバズーカ」の異名を持つ田中は、はまったときの爆発力が桁違いだ。ビーチサッカーで養った足腰は日本人離れしており、その飛距離はワールドクラスとの呼び声も高い。パワー系のプレイヤーだが、フットサルで培った繊細なタッチが組み合わさってくれば上位進出は間違いなく、必然的に代表争いへと食い込んでくるだろう。

鈴木は、アジアチャンピオンの桑田と同じく、TBC太陽クラブからのスポンサードを受けて活動している実力派だ。初代日本代表として2015年のキャピタルカップに参戦する等、早くからフットゴルフに慣れ親しんでおり、元々の技術の高さとキック力で、常に優勝候補に挙げられている。ツアー2勝目に向けて、意気揚々とシーズン開幕に挑む。

八谷も、鈴木と同じくツアー2勝目を狙う優勝候補の一人だ。2017年は、待望のツアー初優勝を挙げる等、着実に結果を残しており、今年の上位進出も間違いないだろう。

これらの選手の他にも、代表を狙える逸材が多数存在する。
一人目は、2016年の第一回アジアカップで個人準優勝を果たした峯尾和延。
そして二人目は、2016年のJFGAツアーファイナルを制した九州の雄、木村勝。
昨年は二人とも年間を通してのツアー参戦とはならなかったが、2年振りのフル参戦に向けて、着々と準備を進めているに違いない。

 

次回、「選手層の厚くなった日本。ツアー未勝利の選手にも、強者が揃う」

 

【コラム】JFGAツアー2018 展望

「前半戦の注目は、7月に行われるアジアカップ。日本代表の連覇にも期待がかかる」

「桑田、小林、冨沢のライバルは・・・」

「選手層の厚くなった日本。ツアー未勝利の選手にも、強者が揃う」

 

 当記事のライター

 text by 軍司和久

広告代理店のスポーツ担当として、バドミントンやテニスの国際大会、国内女子プロゴルフトーナメントの企画運営などに従事。フットゴルフとの出会いは2015年。当初は、ゴルフ界における新しいビジネスチャンスとして注目していたが、2016年1月にアルゼンチンで行われた第二回ワールドカップを視察した際、競技としての面白さに魅力を感じ、2016年よりツアー参戦。ジャパンオープン最高位は2位タイ。

2017年10月に軽井沢72ゴルフで行われた「FIFG WORLD TOUR JAPAN FOOTGOLF INTENATIONAL OPEN 2017 Supported by Cygames」では運営側に回り、総合プロデューサーとして大会の成功に尽力。日テレジータスで放映された番組では、世界初のフットゴルフ番組解説者を務めるなど、多方面でフットゴルフの普及発展に努めている。本サイトでは、主に日本国内のフットゴルフ事情について寄稿予定。

 

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