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【コラム】JFGAツアー2018 展望①~前半戦の注目は、7月に行われるアジアカップ。日本代表の連覇にも期待がかかる~
開幕まで一週間を切ったJFGAツアー2018シーズン。
今年は、フットゴルフ関係者の誰もが待ち望んだ待望のワールドカップイヤーということもあり、例年にも増して出場選手が増えることが予想されている。JFGAからは早々と日本代表選考基準も発表され、明確な目標が定まった選手たちは、虎視眈々と代表の座を狙ってくるに違いない。新たなスター誕生の期待も高まるが、日本代表経験者を含む歴戦の猛者達が、おいそれとは黙っていないだろう。そこで今回は、ツアー施行3年目にして群雄割拠の様相を呈してきたJFGAツアー2018年シーズン展望と、注目の代表争いを予測し、3回に渡って掲載する。
【コラム】JFGAツアー2018 展望①
前半戦の注目は、7月に行われるアジアカップ。日本代表の連覇にも期待がかかる
(写真)2017年のUSプロアマで9位タイの桑田寛之
2018年JFGAツアーは、前半と後半の二つの大きな山に分けることができる。一つ目の山は、なんといっても12月にモロッコで行われる第三回フットゴルフワールドカップ2018。前回大会から参加した日本代表が、どこまで上位に食い込めるかに注目だ。そして、前半戦の山場と言えば、7月5~7日に中国で行われる第二回アジアカップだろう。2016年に行われた第一回大会では、表彰台を日本人選手が独占する等、アジア最強であることを証明した日本代表。今年の代表メンバーには、連覇を期待したい。
アジアカップ代表メンバーの最右翼は、2016年の第一回アジアカップを制した、桑田寛之だろう。両足から繰り出される安定したキックと、低い姿勢から柔らかなタッチで転がされるパッティングの安定感は群を抜く。2017年のUSプロアマで9位タイに食い込むなど、世界での経験も豊富。再びアジアの歴史に名を刻むことができるか注目したい。
その桑田と並んで日本人トップを争うのは、2017年のツアーファイナルで念願の初優勝を果たした小林隼人。2016年の第二回ワールドカップの最終選考会では、参加20人中唯一の落選という悔しい思いを経験したが、その悔しさをバネに這い上がってきた。桑田と同じように両足で繰り広げる安定したキックと、膝から下を振り子のようにして転がすトゥキックによる精度の高いパッティングで、自身初のアジアカップ日本代表を狙う。
そしてもう一人、2016年の年間ポイントランキング1位、絶対王者と言われた冨沢和未も忘れてはならない。日本で行われた世界6大メジャー「FIFG WORLD TOUR JAPAN FOOTGOLF INTENATIONAL OPEN 2017 sapported by Cygames」では、日本人最上位の10位でフィニッシュ。世界ランキングトップ10のうち9人が出場したこの大会でトップ10に食い込んだのは、見事と言うしかない。JFGAツアーでは2017年シーズンも2勝を挙げ、唯一人の2年連続複数回優勝も成し遂げており、突き抜けた安定感も際立つ。
【コラム】JFGAツアー2018 展望
①「前半戦の注目は、7月に行われるアジアカップ。日本代表の連覇にも期待がかかる」
③「選手層の厚くなった日本。ツアー未勝利の選手にも、強者が揃う」
当記事のライター
text by 軍司和久
広告代理店のスポーツ担当として、バドミントンやテニスの国際大会、国内女子プロゴルフトーナメントの企画運営などに従事。フットゴルフとの出会いは2015年。当初は、ゴルフ界における新しいビジネスチャンスとして注目していたが、2016年1月にアルゼンチンで行われた第二回ワールドカップを視察した際、競技としての面白さに魅力を感じ、2016年よりツアー参戦。ジャパンオープン最高位は2位タイ。
2017年10月に軽井沢72ゴルフで行われた「FIFG WORLD TOUR JAPAN FOOTGOLF INTENATIONAL OPEN 2017 Supported by Cygames」では運営側に回り、総合プロデューサーとして大会の成功に尽力。日テレジータスで放映された番組では、世界初のフットゴルフ番組解説者を務めるなど、多方面でフットゴルフの普及発展に努めている。本サイトでは、主に日本国内のフットゴルフ事情について寄稿予定。
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